メールなどから感染!ウイルスの感染経路

日常でコンピューターを使用していると、セキュリティに関してはいつどんなことが起こるかわからず、もしものことに備えて、しっかりとした対策をとらなければならず、特にコンピューターウイルスには要注意です。
コンピューターウイルスをはじめとする悪質なプログラムは、様々なルートから感染していき、主な感染経路としては、メール・インターネット・ネットワーク・外部メディアなどから感染することがあります。
コンピューターウイルスに感染しないためには、これらの取り扱いに十分注意しないと、すぐに感染してしまいます。

メールによる感染は一般的で、メールに添付されているファイルを開くと感染する方法がよく知られています。
何も知らずに開いてしまうと、悪意のあるプログラムならすぐにウイルスに感染してしまい、添付されているファイルが実行形式のもの(.exe)は注意すべきだと言われていましたが、最近ではファイル名をうまく偽装して感染させる手口も見受けられました。
たとえ文書ファイルであっても、文書作成ソフトの脆弱性を狙う攻撃を受けることもあり、悪意のあるものなら、ファイルを開かなくてもウイルスに感染することがあり、メール内のURLをクリックしただけで感染することもあります。

インターネットからウイルスに感染する事例も多く、良いホームページかどうか見分けがつかないことがあります。
ホームページ上で様々な処理ができようになったことから、悪質なホームページも出回るようになり、ホームページの脆弱性を悪用するウイルスを埋め込んだホームページを見ると、宇井するにすぐ感染してしまいます。
Webブラウザの機能を追加するプラグインの脆弱性を悪用するウイルスもあり、ウイルスの感染方法は進化しています。
主にアダルトサイトや出会い系サイトなどから感染する事例が多く、動画や画像を見たことでウイルスに感染することがあります。
怪しいホームページを見なければ安心だと思われますが、正規のホームページが不正侵入を受けてウイルスが仕込まれることがあるので、油断はできません。

ネットワークによる感染経路であれば、感染が拡大することがあり、社内または家庭で複数のパソコンをつないでいたら、ウイルスに対するセキュリティはとても重要なものになります。
1台のパソコンがウイルスに感染しただけで、複数のパソコンにウイルスの感染が広がり、感染したパソコンの中からネットワークの共有ディスクを見つけ出し、特定の条件により探し出したファイルに感染していくものもあり、他のパソコンやサーバーに悪影響を与えます。
ネットワークを感染経路にしたものは、感染の規模から危険性が高く、完全に駆除することはとても難しいです。
複数のパソコンをつなぐ際は、しっかりとしたセキュリティ対策を行う必要があり、1台だけでなく全体的にセキュリティソフトを入れるなど、厳重な管理体制で利用しましょう。
ネットワークもそうですが、全体を通して感染経路を問わず、コンピューターウイルスには十分気を付けましょう。